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最近は意外と忙しいな、と雑貨屋の店主は思った。 何と、一ヶ月間で顧客と呼べる存在が何と、4人も来たからだ。 2人は生まれた子供のための玩具、1人は相変わらず逃げ回っているのか保存食を買いに来た。 どうやら里の方はマーク及び手回しがされていて、自給自足かこうして此処に買いに来るしか手がないそうだ。 いい加減諦めたら、彼女(守護者の友人)は人見知りだけど、うち解ければ良い子だしさ、そう言ったものの、 「肝が、レアな肝が」と言いつつ拒絶のポーズと取っていた。何か食事にトラウマがあるようだ。 最後の1人は紅魔館の主のペットとなった男だった。 見張り役の門番を連れた彼は、主の暇潰しの為に何か面白いものはないか探していたのだ。 やがて数枚のレコードを男は手にした。サロンルームに古びた蓄音機があるらしい。 中には宇宙人が作ったレコードもあったが問題なかろうと売ったら、後日館の主が槍を振り回しながらやって来た。 どうやら、宇宙人の作ったレコードは人間を発狂させる効果があったようだ。 危うく店を焼かれそうになったが、狂気を『破壊』されて正気に戻った男が「お許しください」と腰にしがみついた為事なきを得た。 何はともあれ、5人も客が来たのだ。 ひょっとしたら、来月は二桁の大台に乗るかも知れない。 雑貨屋の店主は鼻歌気分で文々。新聞の一面、『脅威! 本編集者の知人の過半が、僅か半年で妊娠・出産経験者に! 空前のベビーブーム到来か!?』の記事に目を通した。 「ま、例え外がどうなろうと、僕は此処でこうしてるしかないんだけどね」
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衣玖「本日の東方ファイトは、紅魔館内におけるサバイバルゲームです。 勝敗条件は、先程お渡ししたカラーボールを当てられたら被弾扱いとなり、 チーム両名が被弾したらそのチームの負けとなります。 ただし今回も紅魔館に了承を取っておりませんので、被弾した方も 紅魔館メンバーとの戦闘に当たって頂いて問題ありません」 香霖「毎回思うんだが、了承を取ろうという気はないんだね?」 衣玖「了承を取らない方が面白いという空気を読んだだけです。 ルールとして、対戦相手に対する能力の使用は禁止します。 流れ弾の類にペナルティはありませんが、その場合でも止めはカラーボールとなります」 紫・永琳「なるほどね…」 チルノ「さいきょーのあたいが勝つに決まってるわ!」 衣玖「という事で、私はここから館内の空気を読みます。では競技を開始して下さい」 早速館内に潜入する四人。ちなみに門番は永琳の『差し入れ』により倒されている。 香霖「さっき何か考えていたようだけど、どういう作戦だい?」 両チームとも、お互い少し離れた部屋まで移動し、そこから開始になっている。 所定の部屋に辿り着いた所で、腹案があるらしい紫に訊ねる香霖。 紫「それはねぇ…ちょっと目を閉じて下さるかしら?」 香霖「? ああ、お安いご用だ」 一応はチームである。ブッ飛んだ事はされないだろうと目を閉じる香霖。 そんな香霖の額に手を当て、集中する紫。そして… 香霖「…ドロワァァァ!」 紫「じゃあ、敵さん含めて皆のお相手、頑張ってきてね~」 意味不明の叫びと共に凶暴化する香霖。それを見てスキマから廊下に逃げる紫。 妖精「侵入者発見!撃退します!」 香霖「見ぃつけたぁぁぁ!」 妖精「ヒィッ!?」 叫び声を聞きつけ、駆けつけた妖精メイド。それに襲い掛かると、メイド服を剥ごうとする香霖。 妖精たちは弾幕を張るが、暴走状態の香霖は果てしなく強靭化している。 妖精「い…いやぁぁぁ!」 パチュ「そこまでよ!」 フラン「楽しそうね。私も遊んでいいのかしら?」 パチュ「ええ、目の前のアレは壊しちゃっていいわ」 香霖「フフフ…獲物…ドロワ…」 紅魔館の一室で、暴走香霖とパチュ&フランの死闘が始まる。 チルノ「よーし、あたいがさいきょーだってわからせてやるんだから!」 永琳「頑張ってねチルノ。はい、元気が出る薬」 チルノ「ありがとー!んく…んく…んんっ!?」 永琳「じゃ、後はよろしく、史上最大のチルノちゃん」 チルノ「じゃいあんとちるの~」 天才チームは本物の天才が鬼畜ぶりを発揮、チルノに薬を飲ませて凶暴化させる。 チルノのサイズは普段の数倍、人間に倍する大きさで、紅魔館の壁を殴り壊し始める。 チルノ「ちぃ~るのぉ~」 レミィ「何かと思ったら妖精とはね…舐められた物だわ」 咲夜「とか言いながら、楽しそうですよ」 レミィ「まさか。あんなデカブツ、私一人で充分よ」 破壊の混乱に紛れて逃げる永琳。駆けつけるレミリアと咲夜。 チルノ「さいきょぉ~」 紅魔館の別の一室で、巨大化チルノとレミリア&咲夜の死闘が始まった。 天子「どう、様子は?」 衣玖「はい…予想通り、各々相方を暴走させて囮に使っています。 紅魔館内は大混乱、あの二人もお互い決め手を欠くようで、時間と共に被害は広がっています」 天子「いい調子ね。これでまた異変解決の専門家たちが、私を倒しに来てくれるのよ」 衣玖「…総領娘様、いい加減こういう遊びはどうかと思いますが」 天子「直接やり合っても勝負にならないなら、怒らせるぐらいはさせないと」 衣玖「…そんな事だから、ドM疑惑が出るんですよ?大体ですね…」 永琳「ふぅ~ん、そういう事」 紫「本当にやられ足りないみたいね」 衣玖「しまった!気を取られた隙に…」 館内の様子を窺っていた衣玖だったが、天子との口論で意識が乱れる。 その隙を突いて、隠れていた紫と永琳が館外に現れ、天人二人の背後に立つ。 紫「美しく残酷に…この世界から去ね!」 天子「なによ、この程度の攻撃、この前だって…」 永琳「はぁ~い。私の薬…『直』はキくのよ?」 天子「なっ…今何を注射…ぐぅっ…!?」 紫の弾幕結界を堪える天子、それに紛れて近寄り、謎の薬を静脈注射する永琳。 永琳「さあね。死にはしないわ…死んだ方がマシって思うかも知れないけど」 天子「動きが鈍る…弾幕が…ぐわぁぁぁ!」 永琳「…動作を緩慢にする薬と、痛覚を数百倍に高める薬…ついでに、死なないように強化する薬も入れてあるわ」 衣玖「文字通り、いい薬になるといいんですが」 天子「あああ…素敵…もっと弾幕をちょうだい!」 紫「…(怒)」 天子「あぁぁぁぁぁぁん!」 衣玖「これはもうダメかもわからんね」 ちなみに勝負は、天子を苛め倒す紫に永琳がこっそりボールをぶつけて天才チームの勝利。 紅魔館の人的・物的被害については様々な事情により公表されなかった。
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注意 虐待してません 俺設定有り 虐待スレでの書き込みを使わせていただきました ある晴れた日の午後 「さあ、さあ、急ぎましょう!!」 お祭に向かう子供のようにはしゃいでいるのはきめぇ丸。 うちの同居ゆっくりだ、本人(人?)はゆっくりと呼ばれるのを嫌がるが。 そんなきめぇ丸に手を引っ張られ家を出るのは俺、最近虐待お兄さんになったばかりだ。 彼女との出会いは一ヶ月前にさかのぼる。 虐待に目覚めたのはいいものの、単調な虐待しかしない俺を見かねた彼女が声を掛けてきたのだ。 巣の見つけ方から種類ごとの習性、行動パターンに体の構造まで様々な事を教わった。 彼女の助言は実に適切で、上達するのに、時間はかからなかった。 あっという間に俺達は意気投合し、同居することになる。 俺にとって彼女は、師匠であり、友人でもある。 なかなか楽しい毎日である。 話を戻そう 彼女が何故急いでいるのかというと、最近雨続きで虐待ができなかったのだ。 そんな訳で俺達はゆっくりを探しに森へと出かける。 「ところで、どこへ行くつもりだ?」 前を歩くきめぇ丸に訪ねる。 「ふふふ、ある程度の目星はつけてあるのです。お任せください」 言葉どうり、きめぇ丸のお陰で幾つかの巣と集落を巡ることができ、俺達は大変充実した時間を過ごすことが出来た。 夕方... 「すぅ...すぅ...」 夕食の後片付けを済ませて戻ってくるときめぇ丸はベッドの上で寝ていた。やれやれ... 「今日は結構動き回ったからな...って...ぁ!?」 これは...きめぇ丸...なのか... 俺は自分の目を疑った、きめぇ丸が、可愛いのだ。 きめぇ丸といえば、ゆっくり共通の下膨れ顔に、相手を小馬鹿にしつつも見下すような絶妙な目つき。 その顔は見るものに様々な感情を抱かせる。 うざい。 きもい。 なんかムカツク。 慣れてくると癖になる。 等。 同属であるゆっくりからも「ゆっくりできない」といわれる始末。 尤も本人は喜んでいるようだが... 今、目の前で寝ているきめぇ丸にはどの要素も当てはまらなかった。 「すぅ...すぅ...」 相変わらず規則正しい寝息を立てているきめぇ丸。 いつもの不遜な顔が嘘のようだ。 思わず彼女の髪に手が伸びる。 「......」 「......」 目が、合った。 きめぇ丸はというと、いつもの顔に戻っていた。 「コッ...コンバンハ」 「何、赤くなってるんですか?」 きめぇ丸に指摘され顔に手を当てる。 うわっ、あつっ 「ハッ...もしかして、私の寝顔を見て堪らなくなってしまったのですね!?」 と、言うなりガバッと上半身を起こし顔を振り出すきめぇ丸。 ヒュンッヒュンッヒュヒュヒュヒュヒュヒュ... ...いつもより振れが激しくないですか? 「おお、夜這い夜這い」 「いや...違っ...!!」 「ウフフ...抱いちゃってもいいんですよ」 「誰が抱くかーーーーーっ!!!」 翌日 いつもの様に朝食をとる俺ときめぇ丸。 「あの...さ」 「? なんでしょう?」 昨晩見た事を説明する、驚く訳でもなく話を聞くきめぇ丸。 「お前ってさあ、あんな顔が出来るんだな」 「ああ...そういえばお話していませんでしたね。ああいう顔も出来るんですよ、私」 と、首を振る。 ヒュヒュンッ 途端に可愛らしい顔になり 「ゆっくりしていってね!!」 と一言。 「驚きました?気が緩むとああなってしまうんですよ。 でもこの顔だと、あいつ等をゆっくりさせ難いんですよねぇ」 ヒュヒュンッ 元の顔に戻る。 「ときめいちゃっていいんですよ」 「なんだかなぁ...」 全くもって、こいつが何者なのかがわからない、でも分からなくてもいいんじゃないだろうか。 こいつのお陰で、毎日楽しいのだから。 そんな事を考えつつ、毎朝恒例のきめぇ丸シェイクを眺めながらお茶を啜るのであった。 おしまい ---後書き--- 「どんなに貶されてもいいや」と開き直って書いた『究極お兄さん』 コメントを頂け、とても嬉しいです。 スレを見ていたらきめぇ丸がゆっくりあやに変化するAAとか、 「きめぇ丸とキャッキャウフフ」的なことが書いてあったので閃いてしまった、サーセン。 このまま行くときめぇ丸って妖怪とか付喪神的なものになりそうですね。 一度アイデアが沸いてくると、批評される怖さよりも形にしたいという思いの方が大きいから不思議。 読んでくれた人、ありがとう。 ~書いたもの~ 『究極お兄さん』 『きめぇ丸といっしょ』 このSSに感想を付ける
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悪魔の囁き 草木も眠る丑三つ時、とある館から少し離れた森を少女は駆けていた。 「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ……、くっ」 常に周囲を気にして、木々の影に隠れる。その姿はまるで狩人に追われる獲物のようである。 「ウフフ……どうして逃げるの、シルフィア……?」 少女、シルフィアの後を追うのは髪の長い貴婦人。リゼッタ・カレードである。 声を聞き、更に遠くへ逃げようとするシルフィア。だが、リゼッタがナイフを投げ動きを封じる。 「っ……!」 太股に走る燃えるような痛み。ナイフは太股に根元まで突き刺さり、動かす度に傷口を抉る。 「このっ……がぁっ!」 シルフィアは両手で乱暴にナイフを引き抜く。傷口から血が止めどなく溢れるが、シルフィアに気にしている余裕は無い。 「シルフィア……貴女さっきから変よ? どうして私から逃げるの?ふふふっ……」 リゼッタは逃げるシルフィアを追いかけると言うより、弱い獲物を嬲るようにゆっくりと少しずつ距離を狭めていくだけだ。 (一体何が起こっているの……? どうしてお母様はあんな……) 事の発端を思い返そうとするも、シルフィアの頬にナイフが掠る。 「ウフフ……抵抗しないのなら、もうお遊びはここでオシマイね……」 一つの遊びに飽きた子供のように、リゼッタはそう告げる。 「どうして……どうしてあんな事をするの、お母様っ!? ついさっきまであんなに優しかったのに……どうしてっ!」 シルフィアは振り返り、思いの丈をぶつける。普段感情的にならない彼女を知る者はさぞ驚いただろう。 「どうして……ですって? フフフフフ……ハハハハ……アハハハハハハ!!」 リゼッタも、普段の落ち着いた雰囲気からは想像できない程の笑い声……否、狂笑を上げた。 「決まってるじゃないっ! 憎いからよっ! そう! 憎いのよっ! ただの町娘から歴史の短いとはいえ貴族へと嫁いだ事で、私は常に針の筵よっ! 分かる!? 元から貴族のシルフィアには分からないでしょうねっ! 親族は会う度に白い目で見られるっ! 更に子も産めない体っ! そんな私が毎日どんな気持ちで過ごしていたか……!」 堰を切ったように苦悩を吐き出すリゼッタの手に新たなナイフが握られていた。 「貴女には分からないでしょうっ!!」 「くっ……!」 一度に5本のナイフが放たれる。シルフィアは辛うじて避けるが、体の所々をナイフが掠めていく。 (これ以上の説得は無理か……? 何とかして無力化出来れば……) シルフィアは森の中を逃げ回るも、木の根に足を取られてしまう。 「っ! くっ、このっ!」 足が木の根に挟まり思うように抜けない。また、時間が時間と言う事もあり視界は悪い。 「何でこんな……!」 太股から抜き取ったナイフで木の根を切り取ろうとするが、少女の力で切れる程根は細くない。 「ぐぅっ……!」 更に、焦る気持ちからか手元が狂い自らの足を傷つけてしまう。 「アハハ……。シルフィアったらもう諦めたのかしらぁ? もう少し遊びたかったのだけどねぇ?」 すぐ近くからリゼッタの声がする。急いで抜けだそうと足を動かす。途端、足に走る激痛。どうやら木の根に足を取られた時に捻挫したようだった。 痛みを堪え、強引に足を抜いたシルフィアは這うように駆け出す。 「やるしか……無いのか……!?」 一歩進むたびに足に激痛が走り意識が飛びそうになる。だが、ここで意識を手放せばもう二度と戻ってこれない。そう理解しているからこそ、シルフィアは走り続けた。 (ククク……無様だなぁ、オイ?) シルフィアの頭に卑下た笑い声が聞こえる。 「五月蝿いわね。だからと言って、お母様に手を上げる訳にはいかないじゃない!」 (ゲハハハ! いいねぇいいねぇ! 命の危機ですら相手の事ってかぁ! 甘ったれんじゃねぇよクソアマがっ!) 「なっ」 (確かに頭はイイんだろーが、堅物にも程があるってんだよ! いいか? お前は今殺されようとしてんだよっ! そんな事ぐらいわかんだろぉ? あぁっ? だったら殺られる前に殺っちまえってんだよ!) 「お母様にそんな事は出来ないっ!」 (ヴァーカ! ありゃもうテメェの母親でも何でもねぇ! お前を殺す障害だってんだよ!) 「しょう……がい……」 (そうだ障害だ。ならわかんだろぉ? 障害は排除しねーとよぉ? ま、こんなボロボロになっちゃ逆転なんざ無理だろーがよ。ケケケッ!) シルフィアの体内に宿る悪魔が囁く。それは確かに今現在のシルフィアが生き残る唯一の方法でもあるからだ。 「違うっ! お母様を元に戻せば……戻せばまた、いつも通りの日々が……」 悪魔の囁きを受け入れそうになる心を必死に否定するシルフィア。自身に宿る悪魔との口論は平行線を辿り……。 「なっ、しまっ……!」 気が付くと崖の手前まで来てしまっていた。 「ウフフ……。鬼ごっこはもうお終いね?」 リゼッタが幽鬼のように森から出てくる。月光に照らされたその顔は仮面に覆われているのだが、シルフィアにはそれが見えない。 「くっ……。こうなったら……動けなくなる程度にして……」 (ばっか、そんなんじゃ意味ねーってよ! 殺っちまえよ一思いにサクっとよぉっ!) 悪魔の警告を無視し、シルフィアは腹をくくる。 「クスクス……やっと私と遊んでくれるのねぇ!」 「お母様……。私が、お母様を元に戻します……!」 言葉を交わし終えると同時に、リゼッタはナイフを、シルフィアは黒炎を放つ。 「くっ!」 ナイフはシルフィアの肩に突き刺さり、黒炎はリゼッタを包みこむ。 「ぬるいわぁ。こんなのじゃお風呂の方がもっと熱いわよぉ?」 黒炎に包まれながらもリゼッタはナイフを投げ続ける。 「はぁっ!」 シルフィアは手にしたナイフでそれを弾くも、捌き切れなかったナイフが体を突き刺す。 すかさずデモンフレイムを展開しようとするが、黒炎は一度収束し、次の瞬間霧散した。 「なっ!?」 (ギャハハハハ! ちゃんと最後まで集中しろってーの! 只でさえ出力低いってのによー!) 悪魔の笑い声が聞こえる。きっと体があれば腹を抱えて笑い転げていただろう。 「もう一度……!」 リゼッタのナイフをかわしつつ、詠唱を続けるシルフィア。黒炎は先程より小さいが、数は一つ増えていた。 「よしっ!」 二つの黒炎をリゼッタへ向けて放つ。 「このくらいなら丁度いい火加減ねぇ!」 十分避けることが可能だったそれを敢えて受けるリゼッタ。その表情は余裕の笑みがありありと浮かんでいた。 「くっ、舐めるなっ!」 シルフィアの眼の色が変わる。普段の青い瞳から血のような赤い瞳へと。 「もう、お母様は元に戻らないというのならっ! ならばせめて、私が終わらせるっ! これ以上、『悲劇の結末』を紡がない為にもっ!」 シルフィアの目の前に展開された魔法陣は今までの黒炎召喚とは段違いの大きさだった。 「クスクス……貴女如きにそれが出来て?」 リゼッタは尚も余裕を崩さない。それがリゼッタの誤りでもあった。 「数多の闇――其は咎の牙となり、煉獄に此の身を捧げ、その身を焼き尽くす儀式とならん」 リゼッタは数多のナイフを投擲する。それを致命傷となるだけ回避し、シルフィアは詠唱を続ける。 「劫火は凶弾となり、汝の普し愚考を燃やし尽くす。双魔を継ぐ者、シルフィアの名に於いて、この世に刃向かいし者を浄化せよ!」 詠唱を終えると同時に、目の前に展開されるは巨大な黒炎。それも今までの弱い出力ではなく、夜の闇より更に深い漆黒を湛えていた。。 「はぁぁぁぁぁっ!」 巨大な黒炎を叩きつけるようにリゼッタへ放つシルフィア。最早それは壁が迫ってくるような大きさで、リゼッタはどう動いても回避は不可能であった。 「ぐうぅっ……こ、こんなものっ!」 ギガントフレイムの直撃を受けても、リゼッタは立っていた。 「っあ……はぁ、中々やるじゃ……っ!?」 リゼッタがナイフを投擲しようと前を向くが、そこにシルフィアは居なかった。 「ど、がぁっ!?」 周囲を見渡そうとした瞬間、背後からの一撃を受けるリゼッタ。勿論、シルフィアだ。 「……今、楽にしてあげるわ……。お母様」 小さく呟いたそれは、果たしてリゼッタに聞こえたのだろうか。 ナイフはリゼッタの肋骨の隙間から心臓を突き刺していた。時間を掛けた大技。しかしそれは、シルフィアが背後に回り込む為の囮でもあった。 リゼッタはそのまま崩れ落ち、同時に仮面も砕け散った。最も、シルフィアに仮面を見ることは出来ないのだが。 「……お母様」 (ヒャーッヒャッヒャッヒャ! オイオイオイオイ! ついに殺っちまったかぁ!? アレほど殺らねぇ殺らねぇって言ってたのによぉ! キャハハハハ!) 悪魔が面白そうに笑う。だが、シルフィアはそれに反応する余裕は無い。 「お母様……お母様! お母様! お母様!!」 既に事切れた体を何度も何度も揺するシルフィア。背中から溢れる血は辺りを赤一面に染め上げる。 「お母様……! 目を開けて下さい! お母様ぁっ!」 既に冷たくなったリゼッタに何度も声を掛ける。 (おーい、聞こえてるー? もう死んじまってんだよー?) 見かねた悪魔が声をかける。 「ねぇっ! どうにか……どうにかならないのっ!? お母様が……お母様が死んじゃうよぉっ!」 半狂乱になり泣き叫ぶシルフィア。 (あー、んーっとだ、無い訳じゃねーんだがな?) 「なら早くっ! 何でもいいからお母様を助けてぇっ!」 (何でもいい、ねぇ。その女が生き返って、今まで通りの行動をしてりゃお前は満足か?) 悪魔は今までにない真剣な声音で尋ねる。 「それでもいいのっ! お母様が……お母様が戻ってくればそれでいいのっ! その為なら私の全てを捧げても……っ!」 (よーしオーケーオーケー。契約成立っと) 「えっ……?」 (俺はこの女を生き返らせる。お前は『お前の感情と想い全て』を失う。これでどーよ?) 「それくらい……それくらいで済むなら何でもいいっ! だから早くっ!」 直後、シルフィアは意識を失う。 「ん……?」 次にシルフィアが目を覚ましたのは自分の部屋。体中には包帯が巻かれており、体を動かすたびに関節が痛みを訴える。 「え……あれ……?」 ベッドを見ると、横で母、リゼッタは眠っていた。 「……え?」 体の傷はリゼッタとの死闘があったことを証明している。だが、そのリゼッタはシルフィアのベッドの横で寝息を立てていた。 「どういう……こと?」 「ん……んぅ……」 混乱するシルフィア。その声で起こしてしまったのか、リゼッタが起きる。 「あら、シルフィア起きたのね。具合はどう?」 リゼッタは何時ものように優しく語りかける。死闘の時の狂気がまるで嘘のように。 「え……? あれ? 私は……お母様と戦いを……?」 益々混乱するシルフィア。そこに聞き覚えのある声が聞こえた。 「んだよまだ理解してねーのか。感情と一緒に考えるアタマまで消えちまったかぁ?」 「……え?」 声はリゼッタから発せられている。 尚も混乱するシルフィアを尻目に悪魔は喋り続ける。 どうやら、悪魔はシルフィアの体内から出てリゼッタに宿った。そして、リゼッタのそれまでの記憶を元に『今まで通りのリゼッタ』を演じていると言う。 更に、シルフィアからは感情や想い、魔力も奪っていったそうだ。最も、悪魔を体内に吸収……デモニスタとなった時に増加した分だけだそうだが。元より魔力の少ないシルフィアの魔力は、干上がる寸前となっていた。 「とまぁ、こんな所か。おっと、それと俺様が居られるのは精々3カ月って所だ。この女、術士としての素質も何もねーのよ」 一時的な蘇生。それも、リゼッタという殻だけで中身は別物という紛い物。それでもシルフィアは喜びを感じる……筈だった。 「……」 嬉しいと頭では分かっていても、感情は何一つ沸かない。それを見た悪魔はニヤニヤと笑みを浮かべた。 「クックック……感情が無いってのはどんな気分よー?」 「……何も、感じ無い」 「そりゃオメー、ヒトとして大事なモンを無くしてっからなー。悪魔との契約ってのはこえーもんよ」 「……でも、これでお父様は悲しまずに済む」 「とことん優しいねぇ! ま、俺様が居なくなればすぐにバレるんだけどねーん」 悪魔はおどけた口調で言う。だが、結果的に悪魔の契約によりシルフィアの望みは叶えられた。 「……そういう貴方も優しいわね。こうして願いを叶えてくれたんだから」 期限付きとは言え、シルフィアは悪魔との契約に感謝する。 その後に起きる問題を先送りにしたまま。
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お疲れ様、俺。 相変わらず誤字、脱字のチェックをしておりません。 例の通り任せます。いわゆる『例通任』というやつです。 覚えておくと今後便利ですよ。 あとがきに毎度毎度冒頭に記述されてるでしょうから。 え、何、ちゃんとチェックしろヴォケ? ――俺は面倒が嫌いなんだ(CV 速水奨) はい、文字を大きくするような内容じゃありませんね。 ウフフ、死のう。 えーっと、今更なんですが……皆さん「」と『』の違い、ちゃんと判別できておりますでしょうか。 基本的に今まではジャック視点だったのでジャックが「」で他の人間が『』に戦闘場面にはいると変わっていたんですが……今回は若干違います。 新キャラのウルフ君とジャックの両方を主軸にしているため二名「」要員がいます。 相変わらずオペ娘は『』ですが。 あぁ、あと終盤では「」で悲鳴があがってますね。アレは判別できるでしょうけど。 実を言っちゃうと「」は素の声で『』は通信を介したノイズとか混じった音声って表現なんですけどね。 ジャックとウルフ両名が「」で喋るシーンなんかは両者のコクピットにカメラさんが切り替わってると思ってください。 ……っと注釈事項も終わりましたし言い訳タイムです。 うん、あのですね。三話の執筆、一話と二話の速度から考えると大幅に遅れました。 ただね、一話が完成と同時に二話は浮かんできたんです。おおまかな流れとかが。 ですが三話はサッパリ浮かんでこず一章目を書き上げたところでスッゲーつまりました。 で、肝心の戦闘場面が一番苦労しました。 なにせ、圧倒的なんですもん。 「え、こんなん勝てるの? どうやるの?」 散々悩みました。新兵器がおもむろに登場するとかそーゆーのはナシで行きたかったので。 それ、やりすぎると『今週のビックリドッキリメカは~?』みたいなことになるので。 ギャグノベルではないのであまりやりたくない展開。 かといって救援ならタイミングがオカシイですし。 となれば散々悩んであの展開です。 かといってあの展開におかしなところが残らないように敵さんの設定を考えるのがまた大変で……。 展開が速すぎないか、と苦心して無理やり分量を増やしてテンポと濃度に気を配りながら書いてたらむしろ長くなりすぎました。 ほとんど戦闘描写だけなのに24kbいきました。 四百字詰め原稿用紙39枚分ですか。文庫本にしたら32ページ……三話時点で117ページ分ですか。 文庫本にするならあと2.5倍ぐらいでしょうか。250~300ページが標準的な文庫本レベルですよね。 このまま20台kbを維持できれば8話あたりで文庫本一冊分いくんですかね。 そのころにはアームズの外伝小説で同人活動とか出来ればいいんですが。 誰かジャックとかクリスの絵を描いてくれる人いないかな。 私が外伝小説かいてそこに挿絵いれて……右側は小説、左側は挿絵の形式で10ページほどの薄い同人誌を販売、みたいな形で。 無理ですか、無理ですね。
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ロイヤルガード喫茶店・2 クエストを終えてカルバイガルに戻ってきた僕らは殆ど熱暴走さんに引っ張られる形で一路喫茶店へとやってきた。 途中兄貴が「Lv上げに行くから僕はいい」と言ってテチチ火山に飛んでいってしまったので現在の人数は僕を含めて四人になっている。 まぁ最初っからあいつにだけはおごる気はなかったが。 「ねぇねぇ、早く入ろうよ」 喫茶店前まで来た僕らを熱暴走さんは本当に嬉しそうな声でそう急かしたてる。 さっきたくさんのコブラフラワーを狩ったばかりだってのに元気なお人だ・・・。 まぁそんなところが熱暴走さんらしいのだが。 「それじゃあ僕はギルドで報酬を貰ってきますから、皆さんは先に入っていてください」 「わかった、せんせーも早くね」 「はい、では」 そう一言言い残して僕は足早にギルドへと向かった。 ちなみに現在三回クエストを行った中で報酬は全部スワンプハットである。 ・・・どうでもいい話だけど。 「・・・それで、一体これはどんな状況ですか?」 モンスターギルドから報酬を貰って(ちなみに報酬品はスワンプソードだった)喫茶店に来た僕の目に飛び込んできた光景は・・・ 「ウフフ・・・」 何故か従業員服に身を包んだテンレンさんと。 「「「・・・・・」」」 同じく従業員服に身を包んだ三人の姿だった。 とりあえずどこか釈然としてない三人の姿を見ればあらかたの事情はわかる・・・ 大方喫茶店の入った瞬間にテンレンさんに捕まってしまったのだろう。 そしてそのまま流されるままに手伝いをやらされている・・・ということだろう。 ・・・・・しかしそうだとしてもこの短時間に三人に従業員服を着せてなおかつしっかりと仕事の配置をさせているとは・・・ 流石テンレンさん、恐るべし。 しかしそれ以上に恐ろしいのは・・・ 「フフ・・・四人目の獲物ゲット・・・」 と言いながらまるで狩人のような目でゆっくり僕のもとへ近づいてくる今のテンレンさんなんですが・・・; ここは逃げた方が得策かも・・・ 「失礼し・・・」 そう言葉を発しながら喫茶店の入口の方に背を向けた瞬間。 カッ!と快音をたてながら僕の首のすぐ横を通り抜けてクナイが柱に突き刺さった。 ・・・わかる・・・感覚でわかる・・・今入口に一歩でも近づいたら・・・殺られる! 「先生・・・」 「は・・・はい!?」 後ろから聞こえるテンレンさんの声に思わず返事の声が裏返る。 首筋に嫌な汗が流れているのが自分でもわかる・・・ 「逃げないでね^^」 「はい・・・・・;;」 僕はガックシと肩を落とす。 諦めた・・・というかテンレンさん相手に逃げられると考えたことが愚かだった・・・ それによくよく考えてみたら。 「「「・・・・・・・・・・」」」 今僕だけがこの場から逃げたらあそこで店内の掃除をしている三人にあとで何言われるかわからないし。 結局僕に残された道はこの状況を受け入れるということだけだったというわけですね・・・はぁ。 「じゃ、先生も従業員服に着替えて早速店内の掃除よろしくね」 そう楽しそうに言うテンレンさんに引きずられる形で僕は店の奥へと連れて行かれた。 食事に来ただけでまさか店の手伝いをさせられるなんて・・・ 本当に人生って何があるかわかりませんね・・・・・・はぁ・・・ BACK NEXT 戻る
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秋田「そろそろだねーお盆♪」 栃木「そうスね、待ち遠しいッス」 徳島「みんな帰ってきてくれるかしら…私…遠いし…夏…暑いし…特産もないし…」 秋田「だいじょぶだよー私のとこも遠いけどいっぱい帰ってくるもん」 栃木「秋田ちゃんとこは出稼ぎが多いからッスよ」 静岡「オーッホホホホ!泥くさい農業人口多くて羨ましいですわぁ、ワタクシは育ちが雅なもので茶畑しかありませんのよ?ホーホホホ!」 秋田「農業バカにしないでよぅ!」 静岡「ウフフ冗談ですわ。そら、鰻パイでも食べて落ち着きなさいな」 徳島「…これ…中国産…」 秋田「ひどいよー」 静岡「おだまりッ!今年は浜名湖の漁獲量がぁぁぁ ところで広島嬢は?今朝から見掛けませんが」 栃木「服喪中ッス」 徳島「…平和…記念日」 静岡「ああ、そうでしたわね…あ!」 秋田「?どしたのー?」 静岡「(ヒソヒソ)と、東京が、東京がなんか隠れてこっち見てますわ」 栃木「マジ!?また比例代表区制度みたいな難癖をつける気に違いないス!」 (*1)) ガクガクブルブル 秋田「でもなんか変な様子だけど。なんか寂しそうな」 東京「………」 千葉「おやおや~どなたかと思えば東京様じゃあないですか」 埼玉「暇そうでいいですなぁ、俺達はお盆の帰省を迎える準備で忙しくて忙しくて」 東京「お前達…!」 千葉「へ、あんたの時代も終りだな」 埼玉「帰省者もいないくせに首都面とは笑わせるぜ。悔しかったらお盆イベントをやってみろや」 東京「お、俺には盆踊りがある。東京音頭が」 埼玉「へ、今どき誰も踊ってねーよ。みんな屋台に夢中でよー」 千葉「踊りってんなら、うちの菜の花体操ぐらいの認知力がねーとな」 埼玉「へへへ、テメーは新幹線フル稼働させてうちらに帰省させてるのがお似合いだぜぇ」 東京「くそ…!くそ!」 新潟「ちょっと」 東京「なんだよ!お前も自慢か!?」 新潟「違うわよ。震災でさ、いま色々大変だからうちの帰省者はあんたの所で預かって欲しいんだけど?」 東京「え」 新潟「な、何だったらお盆もあんたにやらせてあげてもいいかなーなんて。 こ、今年だけよ!今年だけなんだからね!」 東京「いいのか…?」 新潟「べ、別に義援金のお礼とかじゃないんだからね!勘違いしないでよ! 震災だから、震災だから仕方なくなんだからぁ!」 東京「ありがとう、新潟」 新潟「い、いいわよ!そんなことより震災時の個人情報保護法の規制緩和ガイドラインを早く作りなさいよね! 今回それで救助に支障あったんだから!」 東京「うん」 新潟「まったく…また関東大震災が来たらどーすんのよ! 違っ!心配なんかしてないったら!」 。 秋田「イイハナシダナー」 静岡「そうですか?」
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昼休み。月見輝海はふと思い立って馬術部へ行きました。 馬場には誰もいません。そこで馬小屋へ行ってみることにしました。 中へ入ってみるとお友達の魅羽ちゃんが一人で掃除をしていました。 「魅羽ちゃんおつかれさま。掃除ひとりで頑張ってるんだね」 あたりを見回しながら独り言のように漏らした問いに、 「うん、馬達と早く仲良くなりたいからね……。 皆に頼んでやらせてもらってるんだ。へへへ」 魅羽は額の汗を拭いながら、 ちょっぴり残念そうに、それでいてとても楽しそうに笑います。 「そうだ」 そんな魅羽を微笑ましく眺めていた輝海は鞄から魔法瓶と、 薄っすらピンク色した小さな塊が詰まったガラス瓶を取り出しました。 魅羽はいかにも興味津々といった様子で見ています。 「はい」 輝海は魔法瓶のフタを外して魅羽の手に持たせると、 ガラス瓶からピンクの塊を2つ取り出し、まぶされていた白い粉を払うと、 魅羽の手のコップの中へ落とし、魔法瓶から透明な液体、 湯気の立つお湯を注ぎました。 すると辺りに例えようのない独特な香りが漂い、 お湯の中ではピンクの塊がふわりとほころんで小さな花に姿を変えました。 「わぁ、桜だ……」 季節外れの桜に魅羽は驚きの声を上げます。 「うん、桜湯。桜茶っていったりもするね」 そういって輝海は目線で桜湯を飲むように促します。 コクン。 一口含むとほんわりとしたしょっぱさとすっぱさが。 飲み込むと鼻からふわっとあの桜餅みたいな香りが抜けました。 まさかこの時期に桜の花を楽しめるなんてちょっとしたサプライズです。 「体を動かして汗をかいたら水分・塩分とクエン酸なんかを摂るのはいいんだよ」 風流のいまいち分からない輝海らしく質実な説明です。 だけど本当にそれだけでしょうか? この桜は、二人が初めて出会ったあの日、窓の外に咲いていたあの桜です。 その花を摘んで水洗い。 ゴミやガクを取り除いて数日塩漬け。 水分が出たら絞って梅酢に漬けて、2-3日したら絞って天日干し。 最後に塩をまぶして容器に密閉。 難しくはないけど手間暇掛けたそれは。 コップの中で2輪。並んで可憐に咲いています。 輝海は魅羽の手からコップを取り上げちょっと迷うと、 いたずらっぽく笑って魅羽が口を付けたところからコクリと飲みました。 目をまん丸くした魅羽は破顔してアハハと声をはじけさせます。 舌をちろりと出した輝海も照れくさそうにウフフと笑いました。 窓の外では桜が青々と茂らせた葉の影で、涼む小鳥がキョキョキョと囀ります。 季節は夏。輝く光。魅かれる笑顔。 多感な10代の少女たちの、宝石のような友情。 その先にはきっと幸いが待っているのです。 応援作品へ移動<<|メニューへ移動|>>月見 輝海の個別ページへ移動
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920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 20 39 33 ID g+NVyi/V 「龍門渕対戦者募集ですわ!」部屋にて 九月愛さんが入室しました 子供じゃない!さんが入室しました 子供じゃない!:わーいわーい、うちの部屋だぞー。 子供じゃない!:其を玩弄して打ち毀す!さいっころまわれー! 子供じゃない!:しかし誰も来ないなー…衣、なんか悪いことしたのかな… こまっきさんが入室しました こまっき:初めまして、こまっきと申します。以後宜しくお願い申し上げます。 子供じゃない!:やたっ!こまっき、来室大儀! こまっき:え?あ、いえいえ、去年全国大会に出てた学校名だったので参りました。 てる☆てるさんが入室しました てる☆てる:やっほー、こんばんはー。よろしくね。 こまっき:初めまして、こまっきと申します。以後宜しくお願い申し上げます。 子供じゃない!:おー、てる☆てる、来室大儀!二人ともと、友達になってくれぬか? こまっき:ええ、こちらこそお願いします。ウフフ。 てる☆てる:もちろんよろしくー。 子供じゃない!:やたっ☆はやくもう一人こないかなー、麻雀うちたいぞ~☆ てる☆てる」ははは。ところで、こまっきさんも麻雀部なんですか? こまっき:ええ、一応全国出場決定してます。西では結構名の通ったチームですのよ? てる☆てる:そうなんですか。誰だか分かった気がしますwうちも全国決まってるんで、戦えるといいですねー。 こまっき:そうですね。というか、こちらも誰だか分かった気がいたしますわ。 子供じゃない!:ほぇ?二人は知り合いなのかー?全国行けていいなー。 てる☆てる>こまっき:っていうか神代、なんでこんなとこ来てるんだよ?w こまっき>てる☆てる:決まってます。最多獲得点数記録保持者と戦いに来たのです。宮永さんだってそうなんでしょ? てる☆てる>こまっき:まーな、でも、なんか天然っぽいのが一人いるだけだし、帰ろうかな… 子供じゃない!:むー、来ないなー。今はうちのメンバー出かけていないし…お、一人だけいたな。呼っぶぞー! こまっき:はい、お願いしますね。 ともきーさんが入室しました ともきー:初めまして、宜しく。 こまっき:初めまして、こまっきと申します。以後宜しくお願い申し上げます。 てる☆てる:やっほー、よろしくねー。 てる☆てる>ともきー:紫炎姫乙www子供のお守りも大変だなーw ともきー>てる☆てる:仕方ねーだろw使えない子と子供には勝てないw てる☆てる>ともきー:でも、ぶっちゃけこまっきって永水女子の神代だぜ?平気かー? ともきー>てる☆てる:ちょwwwおまwwwwwこんなとこに呼ぶなwwwてか帰っていい? てる☆てる>ともきー:呼んだのあたしじゃねーし、そこの子供に聞きなよw 子供じゃない!:さーやるぞー。さいころまわれー! ↓ 名前 コメント
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シムの成人 成人のシムは、独立して生計を営む事が可能です。大学に通わずに成人した高卒シムですと、成人してすぐに住む場所を見つけるという望みが出ると思います。基本的に成人は親元を離れて自立するようになっています(勿論親との同居を続ける事も可能)ので、資金が許せば引っ越しして新生活を始める事になるでしょう。大学を卒業、もしくは中退したシムは大学の区画を去った後、単身世帯として通常の近所のカタログに登録されます。親と同居するかしないかは、願望で決めれば良い(家族願望や財産願望は同居向き、ロマンス願望は別居向き、知識願望、名声願望、楽しさ願望は両親との人間関係次第)と思います。なお、財産願望の場合は、両親と同居しているシムと結婚または同棲するのもおすすめです。理由は、両親が同居していると、その分世帯の資金が多いため、金持ちのシムと結婚または同棲するという望みが叶うからです。 成人のシムは、結婚できるようになります。大卒シムですと、もしかしたら既に恋人を見つけて婚約しているかもしれません。高卒シムでも、成人した時点でつきあいの関係は解消されますが、フリータイムでつきあっていたシムを一緒に成長させた場合には、速攻で口説いて再び恋愛関係となり、婚約、結婚できるでしょう。多くのシムにとっては一生に一度の結婚ですので、是非とも結婚パーティを開きましょう。ウェディングアーチとウェディングケーキを用意したら、早速パーティの開始です。ハッピーショップライフ以降をインストールしている場合で、どうしてもウエディングドレスを着せたい場合には、あらかじめ公共区画でウェディングドレスを購入しておきましょう。ホームパーティパックがインストールされていれば、ウェディングドレスの種類も豊富になります。トラベラーズをインストールしている場合には、せっかくですのでパーティを開く前に前もって、ハネムーンの予約もしておきましょう。費用は§800プラス、宿泊費用や食費他雑費となります。ハネムーンは結婚パーティ終了後にシャトルバスが迎えに来て、新郎新婦で出発する事になります。精一杯楽しみましょう。 結婚したならば、普通は子供を望むでしょう。家族願望でしたら子だくさんの家庭を望むでしょうが、他の願望であれば二人程度がプレイしやすいでしょう。ただ、ロマンス願望に関しては、将来的に浮気も想定すれば子供はいない方がいいかもしれません。ウフフなことができる状況で子作りをすれば、世帯の人数が既に8人*に達している状況でなければ妊娠するでしょう。妊娠すれば3日後に出産しますが、妊娠中は空腹、便意、体力の欲求に特に気を配ってください。特に、区画内にお墓がある場合などには、妊婦が幽霊を見てショック死する危険性もあります! 注意:ペットライフをインストールしている場合、ペットの数によっては世帯が7人以下でも妊娠できないかもしれません。